皮脂や汗による化粧崩れが気になる季節真っ只中ですね。鏡を見たら自分の顔がドロドロお化けだったというのはよくある話です。

ロンドンはsummer is ending。夏が恋しいので寂しい限りです。

 

まだまだ猛暑が続く日本でもコスメ業界はもう秋のアイテムの発売を控えております。

メイクアップ品でいえば、夏は化粧下地やファンデーションなどのベースメイク、秋はリップやアイシャドウなどの色物に力を入れるというのがお決まりパターンです。

日差しが弱まり、日が短くなってくる夏の終わり、秋が見え隠れする時期に、ちょっと色気のあるメイクにシフトチェンジするのがトレンディ♡

 

年齢が上がるほど、メイクアップ品よりスキンケアにお金をかけてしまうのは私も例外ではありませんが、瞬時にイメージを変化することができるのはメイクアップ品ならでは。久しぶりに秋に向けて色物を新調しました。

 

Charlotte Tillbury（シャーロット ティルブリー）のリップたち。

世界で5本の指に入ると言われている超人気ロンドン生まれのメイクアップアーティスト、シャーロット ティルブリーがプロデユースするブランドです。

(HPより）

ミランダの隣にいらっしゃる左の方がご本人。

写真でもお分かりのように、世界のセレブリティが愛用しているコスメブランドでもあるのです。

それもそのはず、ファッションショーの際に自分の商品をモデルたちに使用し、使用感や発色の良さなどがセレブリティの口コミにより広まり、瞬く間に人気が出ました。

代表的なアイテムであるリップスティックHOT LIPSには、その人をイメージした色のネーミングが付けられています。

ちなみに写真の色はNEWカラーであるミランダをイメージしたMiranda May。

その他にもケイトモスをイメージしたNUDE KATEや、ビクトリアベッカムのVERY VICTORIA、シエナミラーのSEXY SIENNAなどなど。実際に彼女たちも愛用しているようです。

 

Miranda Mayは素敵だけど、さすがに無理よね～。理想ばかり追い求めてもダメ。いくらトレンドといっても、唇だけが浮いて見える唇お化けになってしまってはもってのほかだもの。と言い聞かせてはみたものの…

……でも、試したいっ。

数年前、美容院で隣の席に座った女性が「えっと～、今日はミランダにしてもらいたいの♡」と言って切り抜きを美容師に渡していた場面に遭遇しましたが、その当時の私にはとても勇気のある行動に見えて初めてお目にかかるであろうその女性を尊敬したものです。

（ちなみに、美容師にとっては切り抜きを持ってきてくれる方がイメージが明確で有り難いそうです。）

 

リップは「こんな色付けたことない。あっ、あれ？なかなかいいかも♡」なんていう新たな発見があるのが醍醐味！いざ試してみよう！とフラッグシップ店があるお洒落エリアCovent Gardenへ。

そうは言っても、カラー選択は悩みますよね。そういうときは大まかに似合う色がわかっていれば比較的難しくありません。

アクセサリーでいえば、シルバー系とゴールド系はどちらが多いですか？またはどちらが似合うと思いますか？

シルバーの方はブルーよりの色、ゴールドの方はイエローよりの色が似合うと言われています。

ブルーよりとは、ピンクでいえば、ベビー、ローズ、チェリーのような少し紫が入ったような色。

イエローよりとはコーラル、サーモン、ピーチのような少しオレンジが入った色を言います。一言でレッドといっても、トマトレッドが似合う人もいれば、ボルドーのような深い赤が意外に似合ってしまう人もいます。

 

そんなことを考えながらミランダカラーを手に取ってみると、ん？もしかして私にもいけるかも♡　というか、ビンゴかも♡

これミランダと同じ色？！って疑いたくなるくらい全てが違く見えるけれど、もはやミランダ関係なしにしっくりきてしまった。

これだからリップ選びは面白い。人によって、見た目と付け色が全く違うのです。

 

クリーミィで発色がとてもいい。長時間キープしてくれるから、なかなか化粧直しできない時でもくすんだ唇を気にする必要がないのが本当に嬉しい！

【miranda_may】

 

もっと艶感がほしい時用にグロスも購入。こちらはNEWカラーではないものの、この秋、大活躍しそうな一品。ひと塗りでぷるぷるぽってり♡（いつ使うんだ？）

【lustre_sweet-stiletto】

こちらのブランドは日本未発売のため、海外通販サイトのBUYMAでも大人気。是非購入チャンスがある方は試していただきたいですが、新色が発売されるのはどのブランドも同じこと。

リップ一つで、肌に透明感が生まれるし、色白にも見えるし、元気にも見える。不思議なことに目だって大きく見えたりします。失敗すると、その逆もあり得てしまいますが…。是非、自分史上最高のリップを求めて、これからの季節に向けて１本新調してみませんか？