★美容エディターゆりこの「アラサーの花道」vol.74 甘さなんていらない。東京で生きるには”ダークカラーのリップ”が気分Makeup & Cosmetics, Pick up
みなさんこんにちは
美容エディターのゆりこです。
バカンスで訪れたスペインから帰国したのが先月。東京に戻り、改めて気づかされることがたくさんありました。
そのひとつが“東京の色“について。
あちこちにガウディの建築物が佇むスペインの街の色は歴意を物語る“ベージュ”だったのに対して、東京は”テックな黒”のイメージ。
東京は不思議な街だと思うんです。
世界中の食やファッションやトレンドが集結していて何でも手に入り、こんなに人が溢れているのに、なんだか虚無的。
少なからず誰もが、疲れや焦り、孤独を抱えている。
そしてそれを漆黒が包み込み、ネオンの輝きに変えてしまう。そんな感じ。
そしてその街に取り残されないように『LOOK AT ME』の閃光を放つ人々。
だから東京の夜は面白いのだけれど。
そんな“東京”を捉えた
旬なコスメブランドが『DAZZSHOP』。
『瞳からメイクする』というコンセプトのもと、メイク映えするカラコンを提案し、瞬く間に東京女子の心をつかんだTOKYO発ブランドです。
東京では渋谷西武百貨店にショップを構えています。
写真は11/3に新発売予定の2017年秋冬コレクション。
アバンギャルドで革新的な生き方をした1920年代の女性たちにインスピレーションを受けたそう。
1920年代のパリといえばあのココシャネルが新風をもたらした時代。日本でも大正デモクラシーの自由な風に乗り、洋装と細眉や陰影の濃いメイクが広がりました。今の東京も、そんな時代にリンクするものがあるように感じます。
ジェルアイシャドウは闇にまたたくネオンのようで、まぶたにのせると繊細だけど力強さも秘めたような輝きをまとえるカラー。
そして時代を象徴するのがこのダークカラーのリップ。
クリアな発色なので透明感を際立ててくれますが、甘さだけではない女性の一面も浮き彫りに。
そしてキャンメイクやメベリンからも続々登場しているダークカラーリップは、この秋の東京のトレンド色といっても過言ではありません。
東京の”黒”の中にどんな色を見つけ出して、塗り替えていく。
テックな東京の街に合わせて、ファションとコスメをチューニングしたら歩き出したくなってくる。
あらゆる選択肢を持つことができるいまだからこそ、あらゆることに目を背けずに考えたい。
漆黒の闇に呑まれぬように、それさえ楽しんで輝きに変えられるように。
Love♡
Editor.Yuriko
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