★美容エディターゆりこの「アラサーの花道」vol.21 夏の夕べは、心を彩る”和の灯り”に誘われてOverseas Trend
こんにちは、美容エディターのゆりこです。
最近、撮影現場でスタッフさんと話題になるのが”アート”の話題。エディターやカメラマンにとって、アートに触れることは仕事上のインプットにもなる愉しみのひとつ。そこで、夏の日差しも本格化してきた今日この頃、日焼けしたくない派のインドア派女子にオススメの情緒溢れる麗しの美スポットをご紹介します。
目黒雅叙園で、美しきアートに触れる
目黒雅叙園では8月28日(日)までアートイルミネーション「和のあかり×百段階段」を開催。
友人のれいこちゃんと訪れたこのイベント。昨年は6万人を越える来場者を迎えた夏の風物詩となっているそう。東京都の指定有形文化財、「百段段を舞台に全国から「祭り」「アート」「職人」「伝統芸能」の4つのジャンルを中心に30を超える出展者が一堂に会します。
北海道函館市からは、「南かやべひろめ舟祭り」
青森県青森市から「青森ねぶた祭」
山口県柳井市の「柳井金魚ちょうちょ祭」
夜を彩るランタンの数々
優しかったり力強かったり、和の灯りが心の奥深くに染み込んでいきます…。
中でも私の心をとらえたのはこちら。切り絵作家、早川鉄平さんの「伊吹の森」でした。
早川さんは、日々出逢う自然や動物をテーマに制作活動をしており、今回の作品も精密な切り絵と、大掛かりなインスタレーションやライトアップでダイナミックに”自然”を表現しているんです。
よーくみると、くまの切り絵の中に、りすや鳥が隠れているんです。地球で生きるということは命をもらいながら生きていること。私たち人間もその一部だということを気がつかせてくれます。
そしてもうひとつ、銭湯ラバーな私の一押しはこちら!
銭湯ペンキ絵師 田中みずき「銭湯絵 目黒の湯」です。
私たちと同じアラサー世代で女性唯一の銭湯絵師として活躍している田中さんは、大学で近代美術を学んだのち、銭湯絵師に弟子入り。8年もの修行を経て、’13年に独立を果たした日本で唯一の女性銭湯絵師さんです。
人々の心に染みる優しく広やかなその絵はすぐに話題になり、アウディの広告アートに抜擢されるなど幅広く活動されています。
田中さん曰く、銭湯の壁に絵をかくときは、汗ダクになりながら朝から晩までの作業するとのこと。でも完成して壁が明るくなってキラキラと明るい空間にると「本当によかったな」と思うそうです。
そして翌日はお風呂に入って自分自身でもチェックするんですって。
そのときお客さんが「壁が綺麗になったねー」なんて話しているのを聞くことが「とっても嬉しくなる」とインタビューでも答えていらっしゃいました。
素敵ですね♥ 私も銭湯に行ったとき、雄大なペイントに癒されています。
街の銭湯でもこんなイベントがあったらいいのになぁ。
女子ひとりでも入れる、アートなBARで一杯いかが?
和の灯り展で歩きつかれたら、Cafe&Bar結庵の森でひとやすみ。
こちらも期間限定。切り絵作家・早川鉄兵氏の作品に包まれ程て特別な空間になっています。
ここで飲むお酒は絶品♥ 女性ひとりでも行きやすそう♪
灯りの力でふと非日常に踏み入れた瞬間、心にも新しい何かが灯りだします。
ワクワクを体験しながら”身も心も美人になれる”目黒雅叙園。ぜひ1度訪れてみて♥
それではまた来週!
Hasta la vista☺♥
ゆりこ