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【美オタinLONDON☆Report vol.7】肌荒れ、自然治癒できるのは20代前半まで?! 大人女子こそ初心にかえってシンプルケアにさっさと切り替え。ストレスはもちろんのこと栄養過多でお肌が疲れているのかも。Overseas Trend

日本は初夏の気候ですね。
暑すぎず快適に過ごせるこの梅雨入り前の時期を思いっきり堪能してください。
ロンドンは先月の初めの頃は20度を超すLOVELYな天気だったのですが、先週は15度前後でコートが必要でした。
この時期は暖かいはずなのですが、今年は異常だったようです。
今週からやっと本来の気候を取り戻してきました。
というのも私、体調と肌を崩しました。
考えられる原因はたくさんありまして…
①気温の変化に対応できず、体力、免疫力の低下
喉が真っ赤に炎症してしまい、食事も億劫になる始末。
②花粉症による肌のバリア機能の低下
今年は100年に1度と言われる花粉大フィーバーの年と言われており、常に鼻声。(イギリスでは花粉症の人でもマスクをする人はおらず。重症なウイルス性の病気にかかっていると思われて、誰も近づいてこないからだと思います)
③ストレスによる胃腸の炎症
先週と今週でちょっとしたテストがありまして、行くたびにクラスの中で最低点をたたき出すので、恥ずかしさのあまり登校拒否になりかけておりました。
喉は痛いし、花粉症で鼻はぐずぐずしてるし、なんといっても頬の大部分がカサカサして皮がむけてるのは致命傷。通常は洗顔時に垢として洗い落とされるべき角質が、自然に剥がれてしまっているということは、角質細胞が渇きに渇ききって、くっついていられない状態。
こういう時はあれこれわからない薬に手を出すよりさっさと病院へ。
突然ですがイギリスの医療制度をご存じでしょうか?
基本、病院での診察や手術はすべてタダです。ヘルニアの手術もガンの手術も出産も全てその範疇です。
会社員の方はお給料から保険料が引かれますが、子供、学生、無職の人々は何も支払わなくてOK。だから外国人もホームレスの方だってお金を支払わずに病院での診察が普通にできます。
でも、当たり前ですが、すっごい待つのです!!
重度のヘルニア患者の手術が18か月待ちとか、ガンのスクリーニングのための内視鏡検査が12か月待ちで、その間にガンが進行していたりとか、そんな話をよく聞きます。
だから風邪ひいたくらいで病院なんて行きません。
安心してください。お金払ってもいいから待たずに診察してもらいたいし、薬をもらいたいという人のためのプライベート医療というものもあります。
民間企業の保険会社に保険料を支払うものです。予約を取る必要がありますが、医者の予定さえ空いていればすぐに診てもらえます。せっかくプライベート医療の保険料を支払っているので、利用させていただくことに。
丁寧に話を聞いてくださり薬を出してくれました。今回は抗生物質は飲まずに、喉の炎症をおさめるスプレー式の薬とのど飴、花粉症の抗アレルギー剤、あとは私の肌荒れまで心配していただき以下のスキンケアを用意してくれました。
10年ほど前に生物医学の研究者Dr Schieleが作ったスキンケアブランド。
人工香料、パラフィン、SLS(ラウリル硫酸)、ラノリン、パラベン、ステロイドフリー。
こちらでは薬局で購入可能です。ステロイドが配合されていないので、強力な抗炎症作用はないですが、その分副作用の心配もないので1日何度でも使用可能。
やっぱり、どんな肌荒れにも1に保湿、2に保湿というわけです。その中でも肌が悲鳴を上げているときは成分にこだわりをもったナチュラルでやさしいものを選んであげる。これがポイントです。
風邪をひいたときに消化のいいお粥を食べる感じでしょうか。
今まで使っていたスキンケアはパタリと一旦休止。シンプルなスキンケアに切り替え。今は過剰な栄養クリームよりも、初心にかえって肌の土台を立て直すことの方が先!
写真左のFace Cleanserで丁寧に洗顔し、真ん中のDermaserumで保湿&柔軟、右のzeodermで頬の乾燥部分を中心に保湿の簡単3ステップ。(私は洗顔後に


前々回


ご紹介したアルガンオイルをブースター的に使っております)
Dermaserumにはウミクロウメモドキという天然植物から抽出したエキスが配合されています。他の植物からは抽出できないパルミトレイン酸(オメガ7脂肪酸)が多く含まれていて、細胞の再生を促し傷の回復をしてくれる働きがあります。
zeodermには火山の鉱石から抽出したミネラルが配合されており、新陳代謝を正常化する働きがあります。
お肌の回復には正常なターンオーバーが必要不可欠ですからね。
異常な肌荒れを起こしたときに使用する緊急スキンケアをあらかじめ決めて用意しておくことも大人女子のたしなみかもしれません。
カッターで指を切ってしまい、なめて血を抑えようとようとしている私に、ポーチから「この絆創膏使う?」と取り出す素敵大人女子のように✨
ストレス社会、美容に気を遣っていらっしゃる女性でも確実に肌荒れは起こります。そんな時に高価な栄養クリームでパックっていう手もありますが、肌荒れの時こそ自分の肌と向き合い、安心できる成分構成のシンプルな保湿ケアを徹底するのもいい手だと思います。
こちらはロンドンから車で2時間半くらいの郊外の風景。
お蔭さまで、喉は薬を付けたら速攻で治りましたし、肌荒れもおさまってきました。
肌って本当に面白い。過保護になりすぎても、放っておいてもグレるんだもの。
皆さんも、これからやってくるサマーホリデーに我が肌がグレることがないよう、温かい目でケアしてあげてください。反抗する肌には優しく抱擁です。
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