日本は9月に入っても蒸し暑い日が続いていますが、周りは夏から秋モードに変わってきましたね。

夏休みは満喫されましたか？

こちらでは、社会人でも夏休みをしっかり取ってバカンスへ出かける人が非常に多いです。私も日本で働いていた頃は、なかなか長期間の休みを取るのは難しかったのですが、久しぶりに10日間の旅行に出かけてきました。

ロンドンからだとヨーロッパの国々に行きやすいのが魅力。（逆にハワイには遠すぎてなかなか行けませんが…）

私の旅行の目的は簡単です。その土地の景色を眺めながら、美味しい郷土料理とお酒をいただくこと。

それともう一つ。現地のコスメを物色し、お気に入りを増やすこと。

そして今回も素敵な出会いがありました。旅行中訪れた国の一つ、ギリシャ。

パルテノン神殿などの遺跡が有名ですが、美味しい名産品が多い国でもあるのです。

オリーブオイル、ワイン、はちみつなど。これを混ぜて塗っただけでも肌に良さそうなくらい✨

それと、実はナチュラル、オーガニックコスメの宝庫でもあるんですよ。

 

せっかくなので、日本に進出済みで購入可能なコスメブランドをご紹介させていただきます。

APIVITA（アピヴィータ）。

薬剤師夫婦が作ったギリシャで一番最初のナチュラルコスメブランドです。

日本での知名度はまだ高くはありませんが、ギリシャでは空港の免税店にも入っているくらい有名です。

ラテン語のApis（ミツバチ）+Vita（生命）というブランド名からもわかる通り、成分へのこだわりが非常に強いブランドです。

古代ギリシャ医学と哲学の発想に基づき、化学系のものを一切使わず、ギリシャに古くから伝わるハーブ、薬草、植物、はちみつをメインに使用した正真正銘のナチュラルコスメ。

ここまで力説して申し訳ないのですが、私は、「ナチュラルコスメって、肌には優しいイメージがあるけど、効果もナチュラルで、可もなく不可もなくって感じじゃないの？！」と疑ってしまう嫌な客でもあるのです。

今まで多くのナチュラルコスメを試しましたが、なかなかリピートにつながるものはなく…。でも、こちらは久々のヒット！

Wine elixir（ワイネリクシア）のフェイスオイル。

日本では配合されている成分を商品名にすることは禁止されているので、若干現地の商品名と異なりますが、日本でも購入可能です。

ポリフェノールを豊富に含んだ赤ワインの美容効果に着目した100％天然由来成分使用のエイジングケアです。

エイジングが気になる世代に使用試験を実施し、目の周りの深いしわの数が減った人は71％、しわの程度が軽減された人は77％という結果が出ているとか。

最近、左側の法令線が気になる私は興味深々のデータ。

赤ワインの他に、オーガニックアーモンドオイル・オリーブオイル・グレープシードオイル・サンフラワーオイル（保湿）、ビタミンE（抗酸化）、ルピナスエキス・グレープつるエキス（しわを目立たなくする）が配合されています。

ネロリ、パチョリ、セージ、ゼラニウムのエッセンシャルオイルが効いていて、なかなか心地よい香りでもあります。

 

私の気に入った点は、なんといっても使用感。とてもさらりとした感触のオイルで浸透感が抜群。油っぽいのを理由にスキンケアオイルを敬遠していた方にこそ使っていただきたい一品。

これ一本でスキンケアを完了させる人もいらっしゃるようですが、私は乾燥肌なので、こちらをブースターとして使用しています。これを使うことでいつものスキンケアが全て進化したように肌の調子がいい！本当に使い勝手がいいので、こちらをスキンケアの最後に使うこともできますし、お風呂に入りながらのフェイスマッサージなんかもできちゃいます。

もう少し使い続けて、法令線の様子もじっくり観察していきたいと思います。

 

実はこのオイルの前にクレンジングとして使用しているのもAPIVITAのもの。

3in1 Cleansing milk for face & Eyes（3in1クレンジングミルク カモミール＆ハニー）。

3in1(クレンジング+洗顔+保湿効果）と謳っているだけあって、かなりしっとりつるん✨とするクレンジング。

オーガニックオリーブオイルとアーモンドオイルで肌を守りながら汚れ・メイクを落とし、オーガニックはちみつでしっとりと肌を保湿し、オーガニックカモミールとラベンダーエキスで肌をなめらかに整え、抗菌鎮静効果のあるプロポリスが肌を健やかに守ってくれるというもの。

成分と効果のリンク付けも上手な一品。

配合している水にはオーガニックグリーンティウォーターを注入しているというこだわりぶり。

私はこちらでくるくるとマッサージしてふきとりをしていますが、メイク落ちも問題なし！ウォータープルーフマスカラを使用の方は最初に落としてからの方が気持ちよく使えると思います。

こちらと、先に紹介したオイルでスキンケアを完了しても問題ないくらいのしっとり感で、クレンジングマニアの私も気に入っております。

 

旅先で郷土料理ならぬ、素敵な郷土コスメに出会うと、帰ってきてからも余韻に浸れるという利点も私が現地のコスメ物色をしている理由の一つでもあります。

夏を楽しむために、多少の肌ダメージは仕方ない。

その代わり、秋はじっくりと肌をいたわって修復に努めましょう。

肌にやさしく、使用感もGOODなギリシャコスメ、是非お試しください。