【美オタinLONDON☆Report vol.29】番外☆「旅とコスメと私。クロアチア編」美オタ愛読者必見。夏のバカンス先候補にクロアチアおすすめです。NEWS, Overseas Trend, Skin Care
楽しかったゴールデンウィークも終わってしまいましたね…。
祝日が1日もなく、梅雨のはじまる6月ももうすぐそこ。こういう時は、夏のバカンス予定を立てて気分を盛り上げてください。
実際に休めるかどうかはさて置き、予定を立てるのは楽しいものです。
イギリスには連続した祝日はほぼありませんが、私は日本のGWに便乗してクロアチアへ行ってきました。
イギリスと比べて物価は安いし、ご飯は美味しいし、クロアチアワインも種類が豊富だし、大満足。
なかでもアドリア海沿岸のドブロニクは、ジブリの代表作『魔女の宅急便』や『紅の豚』の舞台となった街とも言われ、眺めも最高。そこにいるだけでなんとなくワクワクしてしまう場所でした。
そして、そこへ行ったら「絶対、手に入れたい!」と思っていたコスメを購入したのでご紹介します。
via:http://www.crotabi.com/mala-braca-dubrovnik/
『マラ ブラーチャ薬局』の”秘伝レシピのクリーム”です。
『マラ ブラーチャ薬局』は、1317年に開業された世界で3番目に古い薬局。
1番古いのはイタリアのフィレンツェにある『サンタマリア ノヴェッラ薬局』。
最古ということもあって知名度が高く、日本でも購入可能です。
でも、この『マラ ブラーチャ薬局』のコスメは、ここクロアチアのドブロブニクでしか買えません。修道院内の薬局で細々と作っているので値段も良心的。
そして驚くべきは『全成分表示』が一切ないのです(日本では『全成分表示』は義務であり、ないモノは販売できません)。
アドリア海沿岸は昔から野生ハーブがいたるところに自生しており、それに着目した修道女が”独自の調合でスキンケアを作ったのが始まり”だと言われていますが、
「何が配合されているのか全くの謎」。
自分の感覚が命のコスメなのです。
コスメ好きとしては試さずにいられないですが、アレルギーをお持ちの方は少し怖いですよね。
私が入手したのは、敏感肌にもおすすめと言われたKrema od Ruza(ローズクリーム)と、Mast za usne(リップバーム)。
本当は、これにプラスしてGold Krema(ゴールドクリーム)というほのかに柑橘の香りがするマルチクリームも購入したかったのですが、観光客が大量購入攻撃を仕掛け、私から売り切れ。
「くっそぉ!節度ある数量にしろよっ!」とは言えず、いつ入荷するか冷静に聞いてみたものの、わからないとのお返事。
ちなみに次の日にも行きましたが、その時も品切れでした。
そうした観光客のみならず、地元の方からも愛される超自然派コスメたち。
まず心奪われるのは、その”香り”です。
Krema od Ruza(ローズクリーム)は
決してわざとらしくなく、堂々とした優雅で上品なローズの香り。
手に取るとなめらかな感触で肌にも伸ばしやすく、適度に油分が残って保膜感はあるもののペタペタベタベタしない◎。今からの季節は夜使いやボディクリームとしても良さそう。
最先端の科学技術が詰まっているモノではありませんが、この天然のローズの香りと適度な保膜感に肌も癒されるはずです。
ナチュラルな可愛らしいパッケージと、値段も1,000円くらいなのでお土産にもいいですね。
Mast za usne(リップバーム)は
バニラビーンズのさやのような優しくてほんのり甘い香り。
固めのテクスチャーですが、オイルリッチで唇にのせるとスーッと伸びます。
私の場合、合わないものを使うとすぐに唇にブツブツとできしまうのですが、こちらは問題なく愛用中です。
「これ新しいの?」と疑いたくなるような”文字のかすれたチープな容器”に入っていますが、容器にお金をかけていないところも好感がもてます。
ここ以外にもクロアチアにはオトメ心ならぬ”コスメ心をくすぐるアイテム”がたくさんあります。
道端では、おばあちゃんがクロアチア特産のラベンダーコスメを売っていたりも…。
私は普段から、虫刺されや軽いやけどにはラベンダーのエッセンシャルオイルを塗布しています。痒みにも効きますし、跡も残りにくいのでお勧めです。
おばあちゃんから30mLサイズを数百円で購入したら、おまけにポプリを付けてもらいました♡ スーツケースに入れていたら、使用済みパンツまでラベンダーのよい香りに(笑)。
日本からは決して近くはないですが、大満足間違いない国です。この夏のバカンス先候補に入れてみてはいかがでしょうか。